「elementary Tweaks」をインストールしてelementary OSのUIをカスタマイズしよう!
elementary OSはデフォルトの状態でもすばらしいユーザーインターフェースをもっていますが、もともとWindowsに慣れていた人は、ちょこちょこあるUIの違いにより操作に戸惑ってしまう人もいるかと思います。
たとえば、「ウインドウの最小化ボタンがない」「閉じるボタンが右側にある」「ダブルクリックでなくシングルクリックでファイルが開く」などです。
こういう細かいユーザーインターフェースを調整するためのソフトが「elementary Tweaks」です。
Tweakといえば、UbuntuのUnityデスクトップをカスタマイズする「Ubuntu Tweak」が有名ですが、それと同様のelementary OSバージョンがelementary Tweaksです。
Top Things To Do After Installing Lunaでも、elementary Tweaksは挙げられていますね。
elementary Tweaksインストール
インストールは、Comunity PPAをインストールした後、
sudo apt-get install elementary-tweaks
を実行するだけと極めて簡単。。。だったのですが、
エラーがでます。
Tweaksを入れるためにはComunity PPAが必要です。これを入れ忘れたか?とも思いました。
ですが、以前にカーネルアップデートした人はComunity PPAをインストールしているはずなので、これが問題ではないはず、、
と思いましたが念のためもう一度インストール
sudo apt-add-repository ppa:versable/elementary-update
sudo apt-get update
これでもう一度elementary Tweaksをインストールしてみる。
。。。
やっぱりエラー。
調べてみました。
どうやらバグのようですね。
https://bugs.launchpad.net/elementary-community/+bug/1265647
こちらに対処法も書かれていました。
ターミナルで以下を順に実行していきます
cd /etc/
sudo cp -r apt 1apt
sudo add-apt-repository ppa:elementary-os/daily
sudo apt-get update
sudo apt-get install libgranite2
sudo apt-get install elementary-tweaks
sudo rm -r apt
sudo mv 1apt apt
echo "Task Complete. Tweaks can be found under System Settings"
1行ずつコピペで実行して行けばだいじょうぶです。
EnterやYを求められたら、その通りに実行していけばOKです。
終わったらSystem Settingsを開いてみましょう。
「Tweaks」というものがあるはずです。
無事インストールができました。
ではカスタマイズしてみましょう。
ルナちょむをカスタマイズ!!
とりあえずウインドウの右に閉じるボタンや最小化ボタンを配置してみましょう。
「Appearance」タブの「Button Layout」を「Windows」にします。
次にフォントを変えてみました。
「Fonts」タブで設定します。
動作を軽くするために「Animations」タブでアニメーションをオフに。
ファイルをダブルクリックで開くよう設定。「Files」タブの「Single Click」をオフにします。
「Terminal」タブでターミナルの文字を少し大きくして透明度を少し下げてみました。
いかがでしたか?
まだ他にも設定項目がありますが、とりあえずおすすめはこんな感じです。